肋間神経痛
- 急に胸にでんきが走るような痛み
- 肋骨周りにじくじくした痛みがある
- 上半身の片側だけ痛い
- 呼吸すると痛みがある
- 歩くと胸が痛い
肋間神経痛とは?|下関市 にこにこー整骨院・整体院
脇腹や、胸から背中の痛みを「肋間神経痛」という方がよくいます。
肋間神経とは、肋骨に沿っている神経で、この肋間神経に沿って痛む場合を肋間神経痛といいます。
痛み方はさまざまで、「背中から脇腹にかけて電気が走るような痛み」「背中にジクジクとしたような持続する痛み」などがあり、胸の前面やおへそ辺り、背中から脇腹、足の付け根まで痛みを感じる人もいます。
特徴的なのは、身体の片側に起こり、例外的な場合を除いて身体の両側に起こることはありません。
肋間神経痛では下記の部位に痛みを感じます。
・肋骨と肋骨の間
・胸とみぞおちの間
・アンダーバストのあたり
・横隔膜のあたり
・鎖骨下あたり
肋間神経痛の痛みの特徴はこのようになっております。
・胸に骨が突き刺さる感じ
・ぎゅっとつかまれた感じ
・チクチク針が刺さるような感じ
・キーッと痛む感じ
・筋肉痛みたいな感じ
肋間神経痛の方は、このような姿勢や動作の特徴があります。
・深呼吸または息を吸う動作
・話したり、笑ったりするとき
・背中を伸ばすなど、胸を大きく広げる動作
・咳やくしゃみ
・腕をあげたり、高いところのものをとるとき
・身体をひねったとき
・歩く振動で痛い
・長時間同じ姿勢がつらい
肋間神経痛の痛みの原因|下関市 にこにこー整骨院・整体院
肋間神経痛の痛みの原因は、こちらの3つがあります。
①骨折や怪我によっておこるもの
②帯状疱疹などの内科的な疾患によっておこるもの
③筋育の硬さや姿勢不良によっておこるもの
にこにこー整骨院では、この筋肉の硬さや姿勢不良の施術を行います。
肋間神経痛は鑑別が難しく、帯状疱疹や椎体圧迫骨折を起こしている事もあります。
そのため、当院では医療機関で診てもらう必要がある場合には、整形外科を紹介しております。
時には心臓疾患からくる脇の痛みもあるので注意が必要です。
また、明らかに原因がある場合は症候性肋間神経痛です。
症候性肋間神経痛の原因は、脊椎腫瘍・胸椎椎間板ヘルニア・変形性脊椎症など脊椎に異常のある場合。
また肋骨の腫瘍・肋骨骨折などがあります。
症候性肋間神経痛は、上半身を動かした時に特に痛みを強く感じることがあります。
症候性肋間神経痛の代表的なものは、帯状疱疹です。
帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスが神経の中を通って皮膚に達して皮疹を起こす疾患ですが胸部に発症すると肋間神経痛を起こします。
帯状疱疹による肋間神経痛は、皮疹の有無に関わらず「ヒリヒリ」「ジクジク」とした皮膚表面の持続的な痛みが特徴的です。
2つめは、特発性肋間神経痛です。
肋骨に沿って、発作的に針で刺したような痛みがあり、症状が強い時には「息ができないほど痛い」ということもあります。
肋間神経痛の治療法|下関市 にこにこー整骨院・整体院
重症の肋骨骨折を除いて、外傷によっての肋間神経痛は、消炎鎮痛薬がメインの治療になります。
肋間神経痛は1つの症状ですが、原因によって治療法は変わってきます。
脊椎の疾患が原因の場合には、MRI等の画像診断によって診断したうえで、手術の適用になることがあります。
軽症の場合は、消炎鎮痛薬や神経障害性疼痛に有効な専用のお薬、さらにリハビリなどの運動療法の適用になります。
帯状疱疹の場合は、発症早期の抗ウイルス薬の投与、症状が強い場合は神経障害性疼痛専用内服薬が有効です。
当院では、視診、問診、触診、運動検査から得た情報をもとに、痛み・シビレの原因を特定し、身体にあわせた最も改善の効果を期待できる施術や治療法をおこなっています。
その施術以外で患者様にやっていただくセルフケアなども細かく指導していく事で、今の症状に対して最も有効なアプローチ法を施術の中で患者様に伝えていきます。
肋間神経痛でお困りの方は、下関市のにこにこー整骨院・整体院へご相談ください
執筆者:
にこにこー整骨院 院長 髙山良一
一時的に痛みを取り除くだけでなく、根本的な体調改善を目的とした整骨院を下関市に開業。
若い女性の方やスポーツをされている方、ご年配の方まで幅広い方の施術を行っている。